hysysk:old

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木曜日, 12月 08, 2005

about art

実は何でもそうだったりするのですが、良い/悪いと好き/嫌いは違う
ということです。ここを明確にした上で話をしないと、不毛な悪口の
言い合いになってしまいます。現代美術の文脈(どこにあるかは不明
ですが)上この作品は重要であるか否かについては充分に議論される
べきだし、喧嘩もしていいと思います。ですが好き嫌いについては
何も言うべきことはありません。人それぞれですから。
で、好き嫌いでいうと、僕の場合はかなり作家の人間性に依存するので、
どんなに作品が「良い」ものであっても、「嫌い」であるということが
多々あって、あまりにこのケースが増え出すと、「業界(これも何かは
よくわかりませんが)」に嫌気がさしてしまう訳です。
アートとの接し方、楽しみ方は自由なのですが、他人と共有しようと
する際に、確実にこの問題に直面します。このようなアート観自体も
勿論議論の対象たりうるので難しいですね。